ギフチョウYB型&YT型

ギフチョウの遺伝変異型のイエローバンド(YB型)、イエローテール(YT型)を掲載。両型ともメンデル遺伝の劣勢形質の為、出現率が限られる。
YB型は前後翅縁毛が全て白黄色になる変異型で、ヒメギフチョウと混生地として知られる長野県白馬村で見られ、木曽町のものは放蝶による定着とのこと。
YT型は後翅赤色班が橙黄色になる変異型で、ギフチョウの各産地で極低率で発生する様だが、比較的高率で発生する地域もある様だ。
白馬村のギフチョウ、ヒメギフチョウの長年観察経験のある方からアドバイス頂き、白馬村に通うこと3年目にしてYB型の撮影が叶った。
YT型には長野県榮村で一度出会ったきりだ。
ギフチョウは地域ごとに地理的変異も多く、これらを求め各産地を巡りたい。