埼玉県さいたま市在住の団塊の世代、 少年時代は主に蝶採集、学生時代はギターと登山、会社員時代は登山、 リタイヤー後に蝶の撮影を始める
ニックネーム:Saigopaclo
埼玉県さいたま市在住の団塊の世代です。
約10年前から野山を巡り撮り溜めた蝶の成虫の生態画像を種類別に掲載します。
少年期から学生時代までは蝶の採集で捕虫網をもって野山をかけ巡っていました。
社会人時代、蝶から徐々に遠ざかるも、自然とは関わりたくて、登山を趣味として休日は家族や山仲間と関東・甲信越の山岳中心に全国各地の山々を巡りました。
その間も、蝶への関心はあったので、高山蝶はじめ多くの蝶に巡り会うも、ただ眺めるだけでした。
大雪山赤岳山頂への山道で飛翔するウスバキチョウ、ダイセツタカネヒカゲ
上高地河童橋で上空を滑空するオオイチモンジや吸蜜するコヒオドシ
蝶ヶ岳から常念岳への尾根稜線の花に群がるミヤマモンキチョウ
双六岳から三俣蓮華岳への尾根のハイマツ帯で風にさらされるタカネヒカゲ
北岳山頂への山道の草陰で交尾するクモマベニヒカゲ等々、、、
ー当時はこれらを横目に登頂に向け足早に歩を進めていたが、今から思えば後悔しきり!
ー定年でビジネス一線から退いたのを機会に、健康とボケ防止を兼ねて蝶との出会いを求めて野山に出かけることに!
ー捕虫網をカメラに持ち替えて当初はホームグラウンドの関東中心に、その後は全国各地へ行動範囲が広がる、移動手段はレール&レンタまたはマイカー、そして徒歩、しかし年のせいでもはや2500m以上の高山は無理!
ーカメラは初心者、蝶の知識は長年ブランク、当初は自宅周辺の身近な種の撮影からスタート!ーはじめてみると、行く先々で、この道の同好者・先駆者・エキスパートの方々に出会い最新情報や撮影テクニック等をご教示頂きながらの交流が広がり、まさに“蝶との出会いが人との出会いの輪を広げる”を実感!
本サイトでは、カメラのファインダー越しに捉えた蝶の成虫の画像を整理し、行動様式などの生態シーン別に分類したものを紹介します。
画像を整理してみると、その蝶の種としての生態特性の一部が確認出来た気がします。
未だ出会えていない未撮影種もあり、また既撮影種でも画像内容・質・量とも不備なものもあり、引き続き活動を継続中です。
再活動して思うことは ”蝶は減ってしまった” ということです。
以前の産地、生息場所が減少または消滅し、また見られても種類数、個体数が激減してしまい、特に草原性の種類にその傾向が目立つ様です。
温暖化といった地球環境の変化はもとより、人間生活との係わりから、開発による環境悪化や里山荒廃、他の生物との生態バランスの悪化など多くの要因が関わっていることは明白です。
しかし、利便性や享楽を追求する人間社会の発展に伴い自然環境は悪化する、という現況の負のサイクルから脱却するのは容易なことではないでしょう。
人間も生物の一員として、蝶を含めたすべての動物およびすべての植物との間で、相互のバランスをとりながら、ヒトと生き物が共存できる環境・社会を目指せないものだろうか。
“生物的自然が競争の場ではなくて、種社会の平和共存する場である”と棲み分け・共存理論に基づく独自の進化論を提唱した登山家としても有名な生物学者・今西錦司氏の言葉が思い出されます。
2022年夏
トップページでは掲載種全画像をアイウエオ順に掲載→種名をクリックすると種別のページを呼び出せます。
トップページ左の科別リストから→クリックで亜科別リスト→クリックでアイウエオ順当該種リスト→種名をクリックすると種別のページを呼び出せます。
種別のページには、簡単な種別説明とコメントおよび画像を見る事ができます。
掲載した画像の無断使用、撮影地問合せへの回答はお断りします。
素人のサイトですので、誤ったコメントや情報があるかと思います。
特に、植物名は正式種名ではない場合や間違いもあると思います、訂正および正式種名の教示頂けるとありがたいです。
生態シーンを捉える目的ですので、鮮明画像の選別に力点を置いていませんし、その技量にも達していませんので、その旨ご理解およびご容赦頂きたい。
種ごとに、各シーン、植物・部位、場所、年次を幅広く抽出するように配慮しています。(撮影機会が少なくて該当しないものも多い)
特に飛翔画像などは不鮮明やピンボケ画像もありますが、あえて掲載しています。
必要に応じてトリミングや補正処理もしてあります。
今後更に追加・更新して行きたいと思っています。
下記の項目およびコメントを記してあります。
●特記事項および法令等による保護状況(下記の項目に該当する場合)
北海道の高山蝶、 本州の高山蝶
天然記念物(国指定、都道府県または市町村指定があり、種指定または地域指定に区分)
外来生物(海外から持ち込まれた種で、重点対策外来生物、侵入予防外来生物等に区分)
迷蝶(海外または国内土着地から飛来した種で土着が確認されていない種)
絶滅危惧ⅠA類~準絶滅危惧(環境省レッドリストのカテゴリー) 、都道府県のレッドデータリストは非掲載
種の保存法(環境省の国内希少野生動植物種)
保護条例(都道府県または市町村の保護関連条例により独自に指定された希少野生動植物種等)
各項目については参考資料*を参照
●分布、発生回数/年、発生時期、発生場所、種の特徴
●観察・撮影した際に気付いた点や今後の希望等
食草、習性、発生経過等の生活史詳細については省略(種によっては概説あり)
これらについてはチョウに関する図鑑、書籍およびHP等を参照
推奨する主な図鑑・書籍については下記の参考資料**を参照
説明とコメントの未記載のものは今後順次記載予定
特記事項および法令等による保護状況に関する参考サイト
ー北海道の高山蝶 大雪山の高山蝶 (daisetsuzan.or.jp)
ー本州の高山蝶 日本アルプスの高山蝶 | THE JAPAN ALPS
ー天然記念物、 天然記念物について (pteron-world.com)文化財保護法
ー外来生物 生態系被害防止外来種ピックアップ | 日本の外来種対策 | 外来生物法 (env.go.jp)
ー環境省レッドリスト2020 https://www.env.go.jp/press/107905.htm
ー環境省種の保存法、国内希少野生動植物種 https://www.env.go.jp/nature/kisho/hozen/hozonho.html
法令とは別に、各都道府県や市町村の条例により自治体独自のレッドリストや希少野生動植物種等の指定に関するサイト
ー生物の保護に関する条例 | 法制執務支援 | 条例の動き | RILG 一般財団法人 地方自治研究機構
ー日本のレッドデータ検索システム (jpnrdb.com) 野生生物調査協会
ー希少野生動植物保護にかかわる都道府県条例(以下「希少保護条例」)についてー環境省
法令および都道府県・市町村等の地方自治体の条例による保護や規制について昆虫類についてまとめたサイト(むし社)
ー国内希少動植物、譲渡売買禁止 昆虫類(むし社) 20211114Shuno-hozonhou.pdf (coocan.jp)
ーワシントン条約、および国指定および地方自治体指定の希少動植物、天然記念物等、 昆虫禁止種(むし社) (coocan.jp)
推奨する主な図鑑、書籍
日本蝶類標準図鑑・白水隆著:学研(2006)
原色日本蝶類生態図鑑Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・福田晴夫ほか著:保育者(1982~)
原色蝶類検索図鑑・猪又敏男著:北隆館(1990)
フィールドガイド日本のチョウ・日本チョウ類保全協会編:誠文堂新光社(2012)
成虫の生態シーン: | 静止、吸蜜、吸水、吸汁、飛翔、求愛、交尾、産卵等 |
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成虫の雌雄他: | 雌雄、季節型、個体変異 等(分かる範囲で、不明の場合は非表示) |
確認場所・部位: | 植物名*、植物の部位、物体、場所等 |
撮影年月日: | 西暦で表示 |
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撮影場所: |
都道府県・郡市・町村名まで表示(Google Mapより) |
表示例) | 静止・オス・ブナ 2020.5.29東京都八王子市高尾町(フジミドリシジミ♂) 吸蜜・メス・サクラ 2021.4.1新潟県西蒲原郡弥彦村(ギフチョウ♀) 飛翔・梢上 2019.9.23埼玉県さいたま市大宮区(アオスジアゲハ♂♀不明)) |
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表示例) | オス・メスおよび植物名がわかる場合 → 静止・メス・ウツギ オス・メスわかるが植物名が不明 → 静止・メス・葉上、枝上、地表等 オス・メスおよび植物名が不明 → 静止・葉上、枝上、地表等 |
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表示例) | オス・メスおよび植物名が分かる場合 → 吸蜜・オス・カタクリ オス・メスわかるが植物名が不明 → 吸蜜・オス・不明 オス・メスおよび植物名が不明 → 吸蜜・不明 |
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以下についても、静止、吸蜜の表示基準に準じて表示
以上